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新屋 智子

ヘルスディスカバリー

こころとからだの疲労回復と入浴法

こころとからだの疲れをとるにはシャワー欲でもバスタブ浴でも「入浴方法」にコツがあります。

入り方次第で寝つきが良くなったり、睡眠効率が上がったりします。

今回は寝つきが良くなり、睡眠効率が上がる入浴方法と睡眠に注目する社会背 …

こころとからだの疲れをとるにはシャワー欲でもバスタブ浴でも「入浴方法」にコツがあります。入り方次第で寝つきが良くなったり、睡眠効率が上がったりします。今回は寝つきが良くなり、睡眠効率が上がる入浴方法と睡眠に注目する社会背景についてお話しします。

 

国民生活調査によると、国民の一日平均睡眠時間は平日7時間15分、土曜日7時間42分、日曜日、8時間3分となっています(2016年調べ)。この睡眠時間をみなさんはどう感じますか?あくまでも全体の平均のお話なので、仕事やお付き合いなどで睡眠不足になっていることがあると思います。ただ、睡眠不足は一時的なものだから、寝ればなおるもの。と思い込んでいる方もいらっしゃるかと思います。

 

寝たのに集中力が続かない、すっきりした感じがしない、疲れがとれない、などの症状は、睡眠不足からくるものかもしれません。このような身体症状だけでなく、睡眠不足は国内外の数多くの睡眠研究によって、睡眠障害が肥満、糖尿病、高血圧などの生活習慣病や、こころの病気を引き起こす要因となっていることが分かっています。このような背景から改めて見直されている睡眠。

 

良質な睡眠をとるために今回は入浴方法について説明します。入浴方法と聞くと、バスタブ浴をイメージされると思いますが、シャワー浴もちょっとしたコツで良質な睡眠につながる入浴方法になります。

 

まずは、バスタブ浴のコツをお教えします。シャワー浴からバスタブ浴へ入浴スタイルを変えることで睡眠の質が良好となることはもう既にご存知かと思います。では、入浴時間についてはどうでしょうか。バスタブ浴のコツは、①就寝の1~2時間前に②自分の体温プラス4度、平熱が36度とすると40度のお湯で③10分以上かけて入浴すると良いです。この3つを守るとベッドに入ってから睡眠に至るまでの時間が早くなるという効果があります。

 

眠るためには「深部体温」といって体の中心の体温を下げる必要があります。入浴してから深部体温を下げるには、一度全身を温める必要があること、そして深部体温が下がるまでには1~2時間必要なことがその理由です。

 

シャワー浴のコツは、バスタブ浴のコツとほぼ同じですが、①就寝の1~2時間前に②自分の体温プラス4度、平熱が36度とすると40度のお湯で③10分以上かけて④全身にシャワーを浴びる。ことがコツです。④の全身にシャワーを浴びるという事は、手足の先まで温まることが必要となります。全身を温めるためにシャワーをあてる部分としては、足首や手、首筋など主要な動脈にあててあげると、身体は温まりやすくなります。

 

 なぜ、全身を温めることが必要かというと、眠る前から体温が下がっているため、体温を更に下げることが難しくなります。それにより睡眠への移行が困難になり、寝つきが悪くなります。もし、冬に足が寒くて眠れないときなど、手足の末端を温めてみてください。深部体温が下がりやすくなり、寝つきが良くなるのではないでしょうか。