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甲本てん

戦後教育からの脱却

大学法学部卒業後、サラリーマンを経てライティング・WEB関連会社を設立。
法律的な観点から東京裁判の矛盾を検証したことをきっかっけに、正しい歴史認識を普及する活動をスタート。
戦後教育・戦後レジームから脱却し、真の日本を取り戻すことを目指す。

東京裁判について考える➃人道に対する罪では誰も裁かれなかった理由

東京裁判では、ある罪に関して実質、裁かれていない状況にある事を知って欲しい。

それは「人道に対する罪」だ。 なぜ、誰も裁かれなかったのか、第4回目はその背景について迫りたい。

裁かれなかった理由 東京裁判で人道に対する罪 …

東京裁判では、ある罪に関して実質、裁かれていない状況にある事を知って欲しい。
それは「人道に対する罪」だ。
なぜ、誰も裁かれなかったのか、第4回目はその背景について迫りたい。

裁かれなかった理由

東京裁判で人道に対する罪が裁かれなかったのは、当時の社会・政治の状況が関係している。
日本を含め、大東亜戦争時の欧米の国々では、自国にない資源や経済的な影響力を求め、植民地を獲得する政策を取っていた。
アジア圏内では、日本やタイ、中国といった一部の国以外は、全て欧米の植民地となってしまったのである。

 

ここで、人道に対する罪について少し考えてみよう。
そもそもこの規定は、ナチスが行った自国民であるユダヤ人の大量虐殺(ホロコースト)のような事件を裁くために作られたものであるが、当時の日本の状況を考えて欲しい。
日本でホロコーストは、あっただろうか?
他の罪状で裁かれるということはあっても、単純に植民地化を進めたというだけで該当することはなかったのである。

 

このような背景をふまえると、なぜ東京裁判が開かれたのか、純粋に、罪に対する裁きが与えられたのかどうか、疑問に思う人が出るのも当然だ。

東京裁判はウォーギルトインフォメーションプログラム?

ここで、東京裁判について長年議論されていることを思い出して欲しい。
なぜ、ここまで多くの議論がなされているのか?
その理由は簡単で、日本人が自分たちの犯した罪を裁くという場ではなかったからである。
仮に、日本人が日本人を裁く場としてあったならば、ここまでの議論は起こらなかったかもしれない。

 

しかし、実際は戦勝国が中心となり、戦争に関わった当事者たちを「戦犯」として裁くのはどうだろうか?
連合国の裏の事情を知ると、戦犯として扱うのでなく、当時の多くの人の認識はむしろ逆であった。
その証拠に、昭和28年の国会では、全会一致でB・C級戦犯の名誉の回復をさせているため、本意は明らかに違っていることが伺えるであろう。

 

しかし、戦犯の名誉回復に関して、知っている人は少ない。
その背景には、東京裁判が連合国側のGHQが意図的に行ったとされるウォーギルトインフォメーションプログラムが関係している。
これは、日本人に対し、戦争への罪悪感を植え付けるための宣伝のことを言い、罪悪感を持たせるためのパフォーマンスだ。
簡単にいえば、“アメリカの事を悪く言ってはいけない、日本は戦争を起こした酷い国だ、戦争の原因は日本にあるのだ”という事を情報統制を敷き植え付けたのである。
この事実を知った時に、皆さんはどう考えるだろうか?

まとめ

敗戦国としての罪悪感は、いかに形成されるのか?
それは、自分たちが罪の意識を持った上で認識されるのか、はたまた、他者から与えられたものであるのかで、国民の意識は変わるだろう。
日本の場合は、自分たちで認識したというよりは、与えられた罪悪感といった意味合いが正しいのかもしれない。
今回の記事を通して、東京裁判について改めて知るための良い機会にして欲しい。